冬が終わり暖かい季節の便りとともにおいしい食べ物がたくさん出てきます。
その中でも今が旬と言われるたけのこは、1番美味しくいただける季節ですね。
沢山取ってきたからと、知人からタケノコをいただくことも多いと思います。
皮をむいてアク抜きをして水煮された状態でいただけるとありがたいのですが、とれたてそのままで頂いた場合は下処理をしないと食べることができません。
今回は、めんどくさそうに感じるたけのこの下処理をしてみましたのでご紹介したいと思います。
ちょっと時間はかかりますがそんなに面倒なことでは無いのでぜひチャレンジしてみてください。
自分で下処理したタケノコはきっとおいしい料理に変身しますよ!
時間はかかるがシンプル簡単なアク抜き!
料理ができるまでの最初の下処理はめんどくさそうですけどもいたってシンプルで簡単でした。
ゆでる時間がかなりかかりますが、用意するものはお鍋にお水を張って米ぬかと鷹の爪を入れるだけです。
用意するもの
- 水
- 米糠
- 鷹の爪
上記のものをお鍋に入れてたけのこを入れて火にかけるだけです。
お水の量はお鍋の半分位がいいでしょう。
沸騰した際に結構すごい量の悪が出てきます。吹きこぼしに注意するため水の量は思ったよりも少し少なめの方が良いとは思います。
お鍋に入れる前に1つだけしておくことがあります。
- まず、煮込む前のたけのこの土をよく洗って落としておきます。
- 次に、たけのこの中心に向けて包丁で切れ目を入れておきます。そうすることでたけのこの中までよく火が通るようになります。
なぜ米ぬかと鷹の爪を使うのか?
1.米ぬかは、たけのこのえぐみを取るために米ぬかを入れます。煮込んでみるとよくわかると思いますが、想像以上のアクが出てきます。
また、米ぬかの風味がたけのこの味わいをブラッシュアップしてくれます。
もし、米ぬかがない場合は、米のとぎ汁を使ってみてはいかがでしょうか。
2.鷹の爪は、昔から言われているもので、それなりに調べてみましたがなぜ入れるのかはよくわかりません。先人の知恵かも知れませんね。
私も母親に聞いてみましたが昔からおばあちゃんが使っていたと言われました。他の煮込み料理などにも使うと風味が増していいと言うことでした。
私の感想ですが、今回、鷹の爪を入れて煮込んでみると、少し引き締まった感じにたけのこが仕上がっているような気がします。さらに少しだけピリッとする辛味がプラスされています。たけのこのえぐみを少しごまかすための役割かもしれませんね。
鷹の爪は個人の好みで使用されてもいいでしょう。お酒好きな方でおつまみにしたい方には、鷹の爪を利用された方が美味しくできるでしょう。
タケノコのアク抜き•煮込む時間
食べれる状態にするためにアク抜きをする時間はかなり長いです。普通の料理のために煮込む時間よりも少しだけ長めに時間設定してもらいたいと思います。それはアク抜きがかなり時間がかかるためです。
たけのこの大きさにもよりますが、約1時間前後と考えてください。
沸騰した状態で長時間煮込んでいると水がなくなってきます。その際は少しずつ水を足して煮込んでいってください。
目安は竹串がすーっと刺さる状態、そして悪がほぼ出なくなり落ち着いた状態に見えたらそこから火を止めて冷ましていきます。
ここで1つ注意点!
アク抜きが終了したからといってすぐに冷水で水洗いしたりして冷やすことがないようにしてください。必ず気を消した後は冷めるまでそのままの状態にしておいてください。
自然に熱が取れるまでと言うことです。急に冷水で冷やすとタケノコが硬くなってしまいまうおそれがあります。
熱が取れたら水でよく洗って料理してみて下さい!もしすぐに料理しないのであればタッパーなどにたけのこと水を少々入れて冷蔵庫で保管してください。
毎日水を変えながら冷蔵庫で保管すれば、数日は日持ちするでしょう。
タケノコレシピ動画

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いろんなタケノコ料理を楽しんで下さい!
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