普段の家庭でつくられる煮物料理。下味、ベースとなる味付けには、各家庭のオリジナルなやり方がありますよね。
いろいろなダシ
カツオダシ、コンブダシ、いりこダシ。
日本料理のベースとなる出汁。
毎回、朝夕と料理するたびに本格的に出汁をつくるヒマなどありません。今は、簡単なダシ用の調味料がたくさん売られています。
さて、例えば日本人のソウルフード味噌汁。
各地さまざまな材料を使ったご当地特有なお味噌汁があります。
人の好みは分かれて当然ですから、アレコレとは言いませんが、
みなさんが美味しいとうなづける昔ながらの味わい。
どのように母たちは作っていました?
我が家では、前の晩から、お鍋に水を入れ、煮干しのアタマを取り除いたものを入れてました。そして朝に火を入れて煮立たし具材を入れてました。
思い起こせば、前日にワザワザ下ごしらえをして、朝早くから母が作った味噌汁を食べて学校へ行っていた記憶があります。
味の感覚は、小さい頃から食べてきた味を覚えているのでしょう。懐かしさが味とともによみがえってきます。
記憶の片隅にある旨味の感覚は、いつまでもアタマの中に記憶されています。その感覚が懐かしさに繋がるのでしょう。
懐かしい味わいを!
先ほどから言っている昔ながらの味わい。もう一味足したらおいしくなりそうな時。
奥深い味わいが欲しい。塩や醤油、砂糖を加えて味付けするのではない。
そのようなときに是非、隠し味として利用してみていただきたいのが…
昆布茶
そうなんです!
昆布茶。
粉末状になっているものが、普通にスーパーマーケットへ行くと入手できます。
普通は、粉末をお湯で溶かして昆布茶として飲むものです。
が!しかし!
ココがミソ!隠し味に昆布茶
昆布茶の粉末は、出汁の素になります。
旨味を引き出してくれます。
煮物、炊き込みゴハン、焼き物など、色々な使い道があります。
料理の微妙な味加減に塩を使われる方も多いと思いますが、そこに昆布茶の粉末を試しに使ってみて下さい。
塩からさとは違う味加減ができますし、風味も違います。
特に出汁としては、元が昆布ですから味わいが出てくるのは当たり前ですけどね。
是非、上手く昆布茶を利用してみて下さい。
少しの工夫が旨味を加速する
デハまた!
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